英語力を証明するテストには、目的やレベルごとにさまざまな資格・検定試験がありますが、留学に当たり英語力の証明として求められることが多いのは、TOEFL iBTテスト(トーフル iBTテスト)またはIELTS(アイエルツ)です。留学を視野に入れていて、どちらを受けるべきか迷っている人もいるのではないでしょうか。この記事では、TOEFL iBTテストとIELTSのそれぞれの概要や、両者の共通点・相違点を紹介しています。どのような点に注目して選択すればよいのかも具体的に解説しています。ぜひ参考にしてください。

(本記事は、2019年3月時点の情報に基づいています。最新情報は、TOEFL iBTテストの場合は TOEFLテスト日本事務局のウェブサイトで、IELTSの場合は実施団体の英検協会またはJSAFのウェブサイトでご確認ください。)

それぞれの試験の概要と比較

以下では、TOEFL iBTテスト、IELTSのアカデミック・モジュールという、2つの試験についてそれぞれの概要を説明しています。両者を比較して、共通点と相違点、レベルについても述べています。

TOEFL iBTテストとは

TOEFLは、Test of English as a Foreign Language の略です。アメリカに拠点を置く非営利テスト開発機関 Educational Testing Service(ETS)が開発した英語試験で、日本では一般社団法人 CIEE国際教育交換協議会が運営に当たっています。

この記事では、「TOEFL iBTテスト(TOEFL Internet-based Test)」について解説します。大学・企業など団体向けの「TOEFL ITPテスト(TOEFL Institutional Test Program)」とは、異なる試験なのでご注意ください。

TOEFL iBTテストは、北米の大学への留学を志す人を主な対象として開発された英語試験で、そのスコアは北米を中心に130 を超える国々で、大学への入学、推薦入学、奨学金給付などの基準として認められています。アカデミックな語彙・文章や、大学生活を想定した会話・内容が主に出題され、発音や定型表現にはアメリカ英語の特色が多く見られます。より詳しく知りたい方は、「TOEFL iBTテストとは:概要と勉強法・試験対策」をご参照ください。

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TOEFL iBTテストはコンピュータを操作して受験する試験で、試験時間は4時間弱と長く、問題もボリュームがあります。したがって、本番の試験で機器の扱いにまごついたり、難問に時間をかけすぎたりしないよう、サンプル問題を体験しておくことが大事です。本書には、収録された模擬試験すべてをコンピュータで受験してみることができるWeb模試が付属しています。出題の傾向と対策を技能別に詳しく解説しているほか、音声は付属CDおよび旺文社リスニングアプリ「英語の友」で聞くことが可能です。本書を活用して、目標スコアを勝ち取ってください!

IELTSとは

IELTSとは、International English Language Testing System の略で、ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営で保有する試験です。日本では公益財団法人 日本英語検定協会がブリティッシュ・カウンシルと、一般財団法人 日本スタディ・アブロード・ファンデーション(JSAF)がIDPと、それぞれ実施しています。

IELTSには、移住などのためのジェネラル・トレーニング・モジュールという種類もありますが、この記事では、留学を目的としたアカデミック・モジュールについての情報を扱います。

IELTSはTOEFLと同様、留学のための英語力を測る試験です。イギリスおよびイギリスと歴史的に関係の深い国々(カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど)を中心に、140の国と地域で採用されています。イギリスで一般的な語彙・表現が多く、リスニングテストではイギリスを中心に多様なアクセントが用いられています。より詳しく知りたい方は、「IELTSとは:概要と勉強法・試験対策」をご参照ください。

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本書には、IELTS受験に当たって必要なものや申し込み方法まで、公式情報が収録されており、試験形式も確認できます。4技能それぞれについて、出題形式、テストの流れ、評価基準、攻略法が述べられており、問題量も豊富です。また本番形式の模擬試験と、切り離して使える解答用紙がついているので、本番さながらの状況で現時点での実力を測ってみることも可能です。模試の結果から、どれくらいのバンドスコアを見込めるか把握できる換算表もついています。目標バンドスコア取得へ向けて、ぜひ本書と共にがんばってください!

共通点と相違点

以下では、TOEFL iBTテストとIELTSの共通点および相違点を簡潔にまとめています。

共通点

TOEFL iBTテスト IELTS
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を測定すること
大学や大学院への留学の際、英語能力の証明として広く認定されていること

相違点

  TOEFL iBTテスト IELTS
開発主体 アメリカが拠点のETS イギリスが拠点のブリティッシュ・カウンシル
実施・運営団体 CIEE 日本英語検定協会
JSAF
主な採用地域 北米を中心に世界的に採用 イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどを中心に世界的に採用
試験時間 約210~220分 約171~174分
受験料 235米ドル(通常申込の場合) 25,380円(8%税込)
日程 年に40~45回 年最大48回
申し込み方法 TOEFLウェブサイト 日本英語検定協会JSAFのサイト
スコア 各技能30点、120点満点 各技能1.0~9.0の0.5刻みのバンドスコア、オーバーオールは全技能の平均
出題形式* リーディング:選択問題
リスニング:選択問題
スピーキング:録音方式
ライティング:タイピング
ライティング:解答用紙に手書き
リーディング:選択問題と記述式問題
リスニング:選択問題と記述式問題
スピーキング:1対1の面接

* 出題形式の詳細は、次章「それぞれの出題傾向」で、技能ごとに解説しています。

レベルとスコアの比較

TOEFL iBTテストのスコアと、IELTSのバンドスコアが表す英語力レベルを、語学力の指標のひとつであるCEFR*を使って比較すると、下表のようになります。

CEFR TOEFL iBT IELTS
C2   8.5-9.0
C1 95-120 7.0-8.0
B2 72-94 5.5-6.5
B1 42-71 4.0-5.0
A2    
A1    

大学入試センターの公開資料を基に作成)

* CEFRは、世界中で広く利用されている外国語運用能力の指標です。詳しくは当サイト内の記事「CEFRで見る英語・外国語検定試験」をご参照ください。

それぞれの出題傾向

以下では、TOEFL iBTテストとIELTSの出題傾向を技能ごとに解説した上で、全体的な傾向を比較しています。

リーディング

TOEFL iBTテストの内容と傾向

TOEFL iBTテストのリーディングは、3つまたは4つのパッセージ(各700語程度)を読み、12~14問の設問に答えます。試験時間は60分または80分です。

※リーディングまたはリスニングのいずれかに、テストの質を解析するための問題が出題されます。これは採点対象ではありません。この問題がリーディングに含まれる場合は4パッセージ80分、含まれない場合は、3パッセージ60分となります。

ほとんどの問題で、読むべき段落が画面上に示されます。英文の内容を問う問題のほかに、同義語を問う問題も多く出題されます。パッセージはアカデミックな内容で、文系・理系の幅広い分野から出題されるので、語彙力が必須です。答え方は、4つの選択肢から1つの正解をクリックして選ぶタイプが主流ですが、複数の正解を選ぶものや選択肢をドラッグするものもあります。

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本書には、「文化」「地理」「医学」などさまざまな分野のパッセージが収録されており、TOEFL iBTテストで求められるアカデミックな語彙や一般教養の知識を、段階を踏んで身につけていくことができます。Webで模試を2回分体験することも可能です。本書を最大限に活用し、目標スコアを目指してがんばってください!

IELTSの内容と傾向

IELTSのリーディングでは、3つのパッセージ(合計2,150~2,750語)を読み、13~14問の設問に答えます。試験時間は60分です。パッセージは一般向けに書かれた本や新聞などの文章で、専門的なトピックは出題されません。パッセージ順に難度が上がります。答え方は選択または記述方式で、複数の選択肢を選んだり、指定された語数で答えたり、文章や図表などを完成させたりと多岐にわたります。

比較してみると

IELTSのパッセージにはTOEFL iBTテストより長いものもあり、速読する力が求められます。答えの記入に当たり、減点対象となるスペルミスなどにも注意が必要です。一方 TOEFL iBTテストは、パッセージの分量はIELTSより少なめですが、語彙のレベルが高く、語彙力が必須です。設問の形式が毎パッセージほぼ同じで、答え方のバリエーションが少ないという点では、IELTSより対策しやすいと言えるでしょう。

リスニング

TOEFL iBTテストの内容と傾向

TOEFL iBTテストのリスニングは、2または3題の会話と4または6題の講義で構成されています。設問数は、各会話につき5問、各講義につき6問です。試験時間は60分または90分です。

※リーディングまたはリスニングのいずれかに、テストの質を解析するための問題が出題されます。これは採点対象ではありません。この問題がリスニングに含まれる場合は3題の会話と6題の講義で90分、含まれない場合は2題の会話と4題の講義で60分となります。

音声を一度聞いた後に設問が表示されるので、聞きながらメモをとる必要があります。答え方は4つの選択肢から1つを選んでクリックするタイプが主流ですが、2つ以上を選ぶものや表にチェックを入れるものもあります。

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本書は4つのCHAPTERから構成され、リスニングの基礎を学びたい方はCHAPTER 2を、実践練習の数をこなしたい方はCHAPTER 3を、などと目的に合わせ効率的に学ぶことができます。Webで模試を2回分体験することも可能です。音声は付属CDのほか、旺文社リスニングアプリ「英語の友」で聞くこともできます。本書を最大限に活用し、目標スコアを目指してがんばってください!

IELTSの内容と傾向

IELTSのリスニングは、4つのセクションから構成されています。設問数は各セクションにつき10問です。試験時間は30分で、そのほか解答を解答用紙に転記する時間が10分用意されています。音声は、2人以上の話者の会話が2セクション、1人の話者のモノローグが2セクションです。音声の内容は、日常的・社会的なものが2セクション、大学生活にかかわるものが2セクションです。音声を聞きながら設問を解いていく方式で、答え方は、選択肢を選んだり指定された語数で答えたりとさまざまです。

比較してみると

TOEFL iBTテストでは、大学での授業や留学生の生活に関係がある場面が多く出題されます。一方IELTSは、大学や留学関係のトピックとまったく違うトピックが半分ずつとなります。全体的には、IELTSでは数字や名前などの詳細を即答で書き取っていく問題が多く、TOEFL iBTテストでは大量に聞き取って、話の大枠について問われる問題が多い、という傾向が見られます。ただしこれはあくまで大まかな傾向で、IELTSで大枠が問われること、TOEFL iBTテストで細部が問われることも、もちろんあります。

スピーキング

TOEFL iBTテストの内容と傾向

TOEFL iBTテストのスピーキングは、マイクを使ってスピーチを吹き込む録音方式です。すべての問題に15~30秒の準備時間があり、解答時間は45秒~60秒で、トータルの試験時間は約20分です。設問数は6問で、スピーキング力のみを問われる独立型タスクが2問、リーディング力やリスニング力も問われる統合型タスクが4問あります。

1、2問めは独立型タスクで、身近なトピックに関する質疑応答です。1問めは、自分の好みや家族など個人的なトピックについて、答えとその理由を述べます。2問めは、2つの意見についてどちらかの立場に立ち、根拠を含めて自説を述べます。

3、4問めは文章を読み、リスニングをして、その両方の内容を踏まえて答える統合型問題です。80~110語程度のパッセージを読み、関連した音声を聴き、設問に解答します。3問めは大学内での会話、4問めはアカデミックなトピックです。

5、6問めはリスニングをして、その内容について解答する統合型問題です。会話や講義を聞いて設問に答えます。5問めは学生同士の会話、6問めは大学での講義です。

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本書では、各タスクで求められる解答の型を学び、それぞれのタスクのパターンに合わせて、解答につながるメモの取り方や解答の組み立て方を、数をこなして身につけていきます。Web特典で本番さながらの、コンピュータを使った模試も体験でき、自分の解答は録音・保存して復習にいかすことも可能です。音声は付属CDのほか、旺文社リスニングアプリ「英語の友」で聞くこともできます。本書が、みなさんのスコアアップのお役に立てることを心から願っています!

IELTSの内容と傾向

IELTSのスピーキングは試験官と1対1の面接方式で、所要時間は11~14分間です。3つのパートから構成されています。問題に先立って、名前や国籍などを問う本人確認が行われます。

パート1では、家や家族、住んでいる場所についてなど受験者自身に関する質問がいくつか行われたあとで、日常生活に関するトピックについて対話を行います。試験時間は4~5分です。

パート2では、指定されたテーマについてスピーチをします。準備時間が約1分、解答時間が1~2分です。スピーチ後、その内容に関連する質問が1つか2つ行われます。

パート3では、指定されたトピックを元に社会的な問題について試験官とディスカッションします。1つのトピックに対し、2つから3つのサブカテゴリーに分けた質問が行われます。試験時間は4~5分です。

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比較してみると

TOEFL iBTテストは、タスクの数が多いものの、話している時間自体はIELTSに比べ特に長い訳ではありません。リスニングやリーディングなど、他の技能を使うタスクもこなさなければならない点が大きな違いです。各問題につき、話し始める前に準備時間が設けられている点も異なります。録音方式なので目の前に試験官はおらず、問題が表示された画面を見て、マイクで答えを吹き込む点もIELTSとの違いです。一方IELTSは、パート数は少ないけれど話す分量は多めです。スピーチ以外の問題では、話し始める前に準備時間がないため、問われたらすぐに答える力が必要です。また、人を相手に話す方式なので、質問を聞き逃した場合は問い返すことが可能です。

ライティング

TOEFL iBTテストの内容と傾向

TOEFL iBTテストのライティングは、画面に表示された回答用スペースにタイピングで英文を記述することによって回答します。語数が指定されていますが、画面上に語数が表示されるため、自分で数える必要はありません。出題されるタスクは2つで、試験時間は約50分です。

タスク1は、リーディング・リスニング・ライティングの3技能を要する統合型の問題です。解答の制限時間は20分で、アカデミックな文章を読み、関連する講義の一部を聞いて、その要約を書くことが求められます。必要な語数は150~225語程度です。

タスク2は、ライティングの技能のみを要する独立型の問題です。解答の制限時間は30分で、2つの事柄のうちどちらを支持するか、自分の意見とその理由を書くことが求められます。300語以上が目安です。

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IELTSの内容と傾向

IELTSのライティングテストは、解答用紙に手書きで記入することによって回答します。必要な最少語数が指定されており、語数は自分でカウントする必要があります。出題されるタスクは2つで、試験時間は60分です。

タスク1では、グラフや表、見取り図など、与えられた視覚的な情報を英文で描写することが求められます。解答時間の目安は20分、必要な語数は150語以上です。

タスク2は、社会的なトピックへの賛否などについて、自分の意見をその理由とあわせて英文エッセイにまとめる問題が一般的です。ある問題について解決法を提示するように求める問題や、「A と B を比較せよ」など、二つの事物の長所・短所を客観的に述べさせる出題もあります。解答時間の目安は40分で、必要な語数は250語以上です。

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比較してみると

TOEFL iBTテストとIELTSのライティングで、最も大きな違いは、解答方法がタイピングか手書きかです。速く正確なタイピングができるならTOEFL iBTテスト、速く読みやすいハンドライティングができるならIELTSが向いていると言えるでしょう。

タスク1においては、TOEFL iBTテストではリーディング力・リスニング力も要するのに対し、IELTSでは図表などの読み取りという情報を整理する力も求められる点が異なります。タスク2は、物事を比較させたり論拠を挙げさせたりする点は似ていますが、TOEFL iBTテストでは、賛否を明記し形式に沿って書くことによって一定の得点を見込めます。それに対してIELTSでは、答え方についてのさまざまな要求を正確に把握し、適切に答えることが必須です。また、多彩な言い換え表現を使うことなども期待されます。

ライティングについて総合的に言えることは、TOEFL iBTテストは出題形式が複雑ですが、要件を満たした文を書くことができれば、スコアを比較的伸ばしやすいということでしょう。一方IELTSは、単純ではない問いに対して、論理的かつ説得力ある答えを英文エッセイとして作成する必要があり、高得点の取得には確かな実力が必要と見られます。

全体的な傾向

TOEFL iBTテストでは、文脈を大まかに把握して選択肢の中から解答を選ぶ問題が多く、IELTSでは、正確な情報をピンポイントで答える穴埋め式の問題が多い、という傾向があります。TOEFL iBTテストは、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を明確に分けるのではなく、複数の技能を用いて答える必要がある統合型の問題も出題されます。IELTSは、グラフや図表などの分析力も併せて問う問題が課されます。

試験の選び方

志望校の応募要件から判断する

留学先としてイギリスを志望しているのなら、IELTSを選ぶとよいでしょう。TOEFL iBTテストのスコアを認定している教育機関はイギリスにもありますが、学生ビザを取得するなら、イギリスではIELTSの方が便利です。イギリス以外ならTOEFL iBTテストが基本ですが、IELTSのスコアも認定する教育機関が世界的に増えてきました。まずは志望校の要件を調べてみましょう。

サンプル問題を解いてみる

志望校がTOEFL iBTテストとIELTS、両方のスコアを認定している場合には、本番形式の問題集などを使い、TOEFL iBTテストとIELTSの両方を本番さながらの状況で解いてみましょう。そして、自分にとって解きやすいか否か、よいスコアを取れたのはどちらか、これからの対策によりスコアを伸ばせそうかどうか、などを考慮して、どちらかを選ぶとよいでしょう。

本番同様の模試を体験できる問題集をご紹介します。最初の1冊としておすすめなのは、TOEFL iBTテストの場合『はじめてのTOEFLテスト 完全対策[改訂版]』、IELTSの場合『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集』です。模試を複数回体験してみたい人や数をこなしたいという人には、TOEFL iBTテストの場合『TOEFL iBTテスト 本番模試』が、IELTSの場合『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分』がおすすめです。

自分の得意・不得意を考えてみる

得意なものをいかせるか、苦手なことを回避できるか、という視点から選ぶ方法もあります。TOEFL iBTテストとIELTSそれぞれの試験の特徴と、自分の適性を照らし合わせて選択しましょう。

例えばスピーキングテストにおいて、準備時間が設問それぞれに設けられている方が安心できる、マイクに向かって録音する方が緊張せずに話せる、という人の場合は、TOEFL iBTテストの方が向いているでしょう。相手がいた方が話しやすいという人は、IELTSの方がおすすめです。

ライティングテストにおいて、タイピングが得意、語数のカウントが苦手、という人は、TOEFL iBTテストの方がよいでしょう。手で書くことが得意、書き慣れていて語数をだいたい把握できるという人なら、IELTSが向いています。

リスニングテストにおいて、TOEFL iBTテストはIELTSよりも分量があり、難度も高い傾向があります。長時間のリスニングやメモ取りが得意ならTOEFL iBTテスト、苦手ならIELTSがおすすめです。

まとめ

TOEFL iBTテストとIELTSは、どちらも「高等教育機関に留学できるレベルであるかどうか」を測定する英語試験です。付け焼刃では歯が立ちません。日頃から、単語・文法の知識、4技能それぞれの訓練など、地道な学習を積み重ね、確かな英語力を培うようにしましょう。一方で、どちらの試験も大学での講義やキャンパスでの会話を出題範囲に含んでおり、留学後に役立つ内容となっています。留学を、外国へ行くということだけでなく、さらなる将来へつながる成功したものとするためにも、ぜひがんばって取り組んでください!