趣味で覚える英単語 #3 バイク編
趣味の世界に国境なし! ブログやSNSなどを見ていると、同じ趣味を持つさまざまな国の人が英語で発信しているのを見かけますよね。関連する英単語を知っていると、そんな情報がぐっと楽しみやすくなります。
この「趣味で覚える英単語」シリーズは、毎回1つのトピックを取りあげ、それに関わる英単語を紹介していく記事です。今回はバイクを扱います。バイクのブログや動画を楽しむ手助けになるような単語や、夢の海外ツーリングで役立つ単語を特集していますので、ぜひ参考にしてください!
※本記事の音声は、ネイティブスピーカーではなく自動生成機能を利用して作成しています。
※バイクの用語には、地域による違いや各国の法律による定義の違いがあります。この記事では一般的な名称を挙げています。
目次
バイクの名称
以下ではバイクの種類やパーツの名称を紹介します。多くは英語からの外来語なので、ライダーには馴染みやすいでしょう。
車体の種類
- オンロード:street motorcycle
- ネイキッド:standard、naked bike、roadster
- アメリカン:cruiser
- ツアラー:tourer
- スーパースポーツ:sport bike
- オフロード車:off-road motorcycle
- デュアルパーパス:dual-sport motorcycle
- モトクロス車:motocross bike
- スクーター:scooter
- スクーター(足踏台と小車輪のあるバイク):scooter
- 原付:moped
mopedの定義は国や地域により異なります。厳密に表現する必要があるときはa 50cc scooterなどと、排気量を言うとよいでしょう。
- 日本語ではバイクまたはオートバイと呼びますが、英語ではmotorcycle、motorbike と、motor(発動機の)をつけて呼ぶことが一般的です。英語の bike は 主に自転車(bicycle)を指します。ただしbiker といった場合は、「自転車に乗る人」だけでなく、「バイクに乗る人」を意味することもあります。
パーツの名称
- ① ヘッドライト:headlight
- ② 風防:windscreen、windshield
- ③ 前輪:front wheel
- ④ ウィンカー:indicator、turn signal、directional indicator、blinker
- ⑤ ハンドル:handlebars
- ⑥ スピードメーター:speedometer
- ⑦ ブレーキ:brake
- ⑧ クラッチ:clutch
- ⑨ ホーン:horn
- ⑩ スロットル:throttle
- ⑪ 燃料タンク:fuel tank
- ⑫ シート:seat
- ⑬ スタンド:stand
- ⑭ サスペンション:suspension
- ⑮ 後輪:rear wheel
- ⑯ 排気管:exhaust pipe
- ⑰ マフラー:muffler
- ⑱ キャリアー:carrier
- ⑲ テイルライト:tail light
バイクに関連する用語
- 馬力:horse power
- トルク(回転力/駆動力):torque
- 乾燥重量(ガソリンなどが入っていない重量):dry weight
- シート高(シートの高さ):seat height
- 改造する/カスタムする:modify
運転に関わる表現
バイクの運転に関する英単語や表現には、以下のようなものがあります。
基本的な走行
- 乗る:ride
- 乗る(またがる):get on
- 降りる:get off
- 停車する:stop
- 駐車する:park
- ツーリングに行く:tour
(例)I toured Route 66 on my motorcycle.(私はルート66にツーリングに行った)
ブレーキに関する表現
- 前輪ブレーキ:front brake
- 後輪ブレーキ:rear brake
- エンジンブレーキ:engine brake
(例)He uses the rear brake effectively.(彼は後輪ブレーキをうまく使う)
- 「ブレーキをかける」という場合、「複数のブレーキを使う」ことが意識されるので、the brakes と複数形を用いて表現するのが一般的です。
(例)I hit the brakes.(私はブレーキをかける/かけた) - 「急ブレーキをかける」は、上記の表現に suddenly(突然)という語をつけると言い表せます。
(例)I hit the brakes suddenly.(私は急ブレーキをかける/かけた)
運転テクニックに関する表現
- ギアチェンジ:change gears
- シフトアップ/シフトダウン:upshift / downshift
(例)I upshifted into the third gear.(私は3速にシフトアップした)
(例)I down shifted into the third gear. (私は3速にダウンシフトした) - スリップする:skid
(例)skidding accident(スリップ事故) - スラローム(蛇行走行):slalom
- 8の字走行:eight figure
- ウィリー:wheelie
- アクセル全快:full throttle
- 半クラ(ッチ):half clutch
- バンク角(カーブを曲がる際に車体がどれくらい傾いているかの角度):bank angle、lean angle
その他、運転やメンテナンスに関わる表現
- 法定速度:legal limit
- 二人乗り(縦に二人並ぶこと):tandem
(例)ride in tandem(二人乗りする) - 空気を入れる:pump
(例)I’m going to pump up a tire.(私はタイヤに空気を入れるつもりだ) - エンジンオイル:motor oil、engine oil
(例)I’m going to change the engine oil in my motorcycle.(私はエンジンオイルを交換するつもりだ)
英語では「車に乗る(運転する)」のは drive、自転車やバイクに乗る場合は ride と言い分けます。バイク乗りを「ライダー(rider)」というのは、ride する人、という意味ですね。
このバイク乗り必須の動詞 ride、過去形は rode と不規則な活用をするので注意しましょう。また、自動詞としても他動詞としても使えます。自動詞として使うときは ride on a motorcycle、他動詞として使うときは ride a motorcycle となります。
バイクに必要な装備品
バイクに乗る際着用する品や、バイク周りの備品の名称をまとめました。
着用品
- ヘルメット:helmet
(例)Is it required to put on a helmet by law?(ヘルメットの着用は法律で義務付けられていますか?) - フルフェイスヘルメット:full face
- システムヘルメット:modular、flip-up
- ジェットヘルメット:open face、three-quarters
- ハーフ(半帽)ヘルメット:half helmet
- ゴーグル:goggle
- グローブ:gloves
(例)Can I also rent a pair of gloves?(グローブも借りられますか?) - ツナギ:full leathers(革製のもの)、riding suit、one-piece (leather) suit
- ライダーズブーツ:motorcycle boots
- プロテクター:armor、protector
バイク周りの備品
- サイドバッグ:saddlebag、pannier
- トップボックス:top box
(例)I prefer saddlebags to a top box. (私はトップボックスよりサイドバッグが好きです) - タンクバッグ:tank bag
当サイト内の記事「趣味で覚える英単語! #2 車編」には、ガソリンスタンドで役立つ英単語・表現や、車を海外でレンタルする際に使える英会話がまとめられています。また車とバイクには、パーツの名称や運転に関する表現などにも共通する点が多々あるので、ぜひ併せて参考にしてください。
おすすめ動画
Learn English Conversation Everyday
https://youtu.be/01Vox1MBnUI
英語学習チャンネルの、レースとバイクがテーマの回の動画です。ゆっくりと明瞭に発音される英語で、字幕もついているので学習によいでしょう。なお、番組名の「Everyday」ですが、正しい英語表記では「Every Day」と2語にすべきなので、注意してください。
MonkeyEnglish
https://www.youtube.com/watch?v=uszL12FZ6zw
英単語学習チャンネルの、バイクがテーマの回の動画です。バイクの各パーツ名をしっかり挙げてくれています。字幕は語彙部分のみですが、内容はバイク運転の基本中の基本で、平易なのでおすすめです。
DanDanTheFireman
https://youtu.be/AtfJ8Kas0oQ
バイクの教習チャンネルです。字幕はありませんが、バイク乗りの多くが体験したことのある教習シーンなので、親しみやすく覚えやすいでしょう。
まとめ
バイクに関わる英単語には日本語になっているものも多いので、それほど難しくないでしょう。日本語と異なる点を注意して頭に入れ、おすすめ動画で発音やスペルに慣れれば、海外発のバイク情報を今以上に楽しめるようになりますよ!