この記事では、英検準1級一次試験のリスニングテストについて詳しく解説しています。はじめに、問題の形式と構成、内容の傾向など、試験の概要を述べています。次に、試験の流れや解答のコツ、解答の際の集中すべきポイントなど、試験直前に再確認すると役立つ情報がまとめてあります。最後に、実力を養う学習方法や、アプリ・参考書を使った対策を詳述しています。ぜひ参考にしてください。

(本記事は、2018年5月時点の情報に基づいています。受験の際は、英検ウェブサイトで最新情報をご確認ください。)

試験内容

以下では、英検準1級のリスニングの概要と問題例を挙げています。問題の形式や頻出テーマ、質問のパターンについても述べています。

概要

英検準1級は大学中級程度のレベルとされ、リスニングでは、社会性の高い内容を理解することができるかが試されます。リスニングは一次試験で、筆記(リーディングとライティング)に続いて行われます。試験時間は約30分で、英文が読み上げられるスピードは、1分あたり、会話やアナウンスでは150語程度、パッセージでは110語程度です。

リスニング問題は Part 1と Part 2、Part 3から構成されています。Part 1では会話、Part 2では文章、Part 3では Real-Life 形式の音声(実生活で遭遇するアナウンスなど)が放送されます。設問数は Part 1と Part 2が各12問、Part 3が5問の計29問です。解答時間は、各設問につき、その問題の放送が終わったあとの10秒間です。ただし Part 3のみは、放送の開始前にも10秒間、問題冊子にある「状況」「質問」を読む時間が与えられています。どの問題も1回しか放送されません。

問題番号 問題形式 詳細 設問数 放送回数
Part 1 会話の内容一致選択 会話の内容に関する質問に答える。 12 1回
Part 2 文の内容一致選択 パッセージの内容に関する質問に答える。 12 1回
Part 3 Real-Life 形式の内容一致選択 Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。 5 1回

英検準1級の一次試験では、リスニング、リーディング、ライティングの各技能にCSEスコアが750点ずつ割り当てられています。3技能のスコアの合計が1792点以上で一次試験合格となります。

(CSEスコアについては、「英検準1級のレベルと合格までの勉強法、面接の対策:合格点・合格率」をご参照ください。)

リスニング Part 1

放送文は、男女2人の100語前後の会話と、その内容についての質問です。質問に対する答えを、問題冊子に記載されている4つの選択肢から選びます。

話者の間柄と話の内容は、友人・家族などとの日常会話が多く、半数以上を占めています。次いで多いのが同僚などとの職場での会話と、店員と客など他人同士の会話です。質問文の形式や質問される点は多岐にわたりますが、話者の状況について、またその状況にどう対処するかについて問うケースが多く見られます。解答部分が直接述べられず、会話の内容から推測して解答するものもあるので、英語の語句を拾い聞くだけでなく、聞こえた内容を結びつけて、しっかり理解するようにしましょう。

問題例

例題:
Listen to the dialogue and choose the best answer from among the four choices.

(問題冊子に記載される選択肢)
1 Lend him some money.
2 Give him back the money she borrowed.
3 Lend him some textbooks.
4 Give him a ride to the Student Union.

(放送文)
W: Hey, Pete. Have you finished all your classes today?
M: Yeah, Cathy. I need to ask you a big favor. I’ve got a bit of a cash flow problem at the moment and I was wondering if
W: Sure, no problem. How much do you need?
M: Er, a hundred should cover it. I’ve got to buy some new textbooks this weekend.
W: OK. Let’s go over to the ATM at the Student Union. It will take just a minute.

Question: What does the man ask Cathy to do?

(『英検準1級 予想問題ドリル[新試験対応版]』より)

答え:1

リスニング Part 2

放送文は、150語前後のパッセージと、その内容についての2つの質問です。質問に対する答えを、問題冊子に記載されている4つの選択肢から選びます。

パッセージは多くが論説文で、テーマは新しい技術や歴史上の人物・事件、動物の生態など、多岐にわたります。質問は2問あり、パッセージの前半と後半から1問ずつ出題される傾向があります。質問文は What で始まる疑問文がほとんどですが、Why や How など、その他の疑問詞で始まるものも見られます。パッセージの主旨や結論を問われることもあれば、理由や根拠、プロセスを質問されることもありますが、パッセージの部分・詳細を問う問題が最も多く出題されます。

問題例

例題:
Listen to the passage and choose the best answer from among the four choices.

(問題冊子に記載される選択肢)
1 A little stress is actually healthy.
2 Stress is naturally damaging.
3 Strong people can handle more stress.
4 It is not a natural part of the human body.

(放送文)

The Stress in Our Lives

We all feel stressed at certain times of our lives, and generally stress has received a bad name. However, stress is natural to humans and has acted as a survival tool to help us deal with new and even dangerous situations. It increases our alertness, effectiveness and speed of response, such as when we rapidly step on the brakes of our cars to avoid hitting another car. Stress is actually good for us if it is temporary, infrequent and if we have time to recover from it.(以下略)

Question: What does the speaker say about stress?

(『英検準1級 予想問題ドリル[新試験対応版]』より抜粋)

答え:1

リスニング Part 3

放送文は、日常生活で体験する案内放送やコマーシャル、電話での音声ガイダンスなど、Real-Life 形式の音声です。電話の呼び出し音など、臨場感あふれる効果音が入ることもあります。問題冊子に記載されている状況・質問を読んだ上で放送を聞き、質問に対する答えを、問題冊子の4つの選択肢から選びます。

音声の種類は、さまざまな職種の人たちの諸連絡・説明であることが半数に近く、次いで多いのが留守番電話のメッセージと施設での館内放送です。音声には、まぎらわしい情報が多く含まれており、必要な情報を確実に聞き取るスキルが求められます。質問は「あなたは何をするべきか」がほとんどです。

問題例

例題:
Read the situation and question. Listen to the passage and choose the best answer from among the four choices.

(問題冊子に記載される内容)
Situation: You are due to return home to New York in three days. You telephone Skyways Airlines to check your return reservation and hear the following recorded message.
Question: What should you do?

1 Press 1.
2 Press 2.
3 Press 3.
4 Press 4.

(放送文)
You have 10 seconds to read the situation and question.
This is Skyways Airlines. Your call is very important to us. Calls are answered in strict rotation, so please do not hang up if the line is busy. If you wish to contact reservations, please press 1; for departure and arrival information for today’s flights, press 2; for reconfirmations of previously booked flights, press 3; for cancellations, press 4, and for all other information, press 5. While we will endeavor to answer your call within five minutes, sometimes due to circumstances beyond our control, or at times of peak demand, we may take a little longer. Thank you for calling Skyways.
Now mark your answer on your answer sheet.

(『英検準1級 予想問題ドリル[新試験対応版]』より)

答え:3

試験の流れと解答のコツ

以下では、英検準1級のリスニングがどのような流れで実施されるかを述べ、その流れに沿って解答のコツ、解答の際の集中すべきポイントなどを説明しています。試験前にもう一度チェックするとよいでしょう。

筆記試験が始まる前に音量テストが行われます。音声が聞き取りにくいと感じたら、すぐに試験監督者に申し出ましょう。音量テスト終了以降は、調整を頼んでも受け付けてもらえませんから気をつけましょう。

Directions

リスニングは Part 1と Part 2、Part3から構成され、各部の問題が始まる前に、Directions(指示文)が放送されます。まず、「ただいまから、準1級リスニングテストを行います。…」と日本語での前置きがあった後、英語で The listening test for the Grade Pre-1 examination is about to begin. と続き、Part 1の解答のしかたなどが指示されます。Part 2、Part 3は、(Finally) here are the directions for Part . と始まるのが通常です。

問題冊子の選択肢を先読みする

Directions は、毎試験ほとんど変わりません。ですから Directions の放送中に、問題冊子に印刷された選択肢をざっと見て、出題内容を推測しておくとよいでしょう。

Part 1の場合、質問のパターンがある程度決まっています。例えば、選択肢が動詞句であれば多くは、会話が行われた後の話者の行動を推測させたり、話者が提案している内容を問うたりする問題です。選択肢が文であれば、話者の意図や、起きている問題の原因・理由を問う問題だと予想できます。

Part 2では、例えば選択肢に stress という単語が共通して見られたら、「心理に関するトピックかな」と推測できます。

Part 3は、問題ごとに放送前の10秒間、問題冊子を読む時間があるので、Directions の放送中に先読みする必要性はあまりないでしょう。余裕があれば、「状況」と「質問」の冒頭を見て、「どんな感じの状況で、何を問われるのか」程度をチェックしましょう。

大事なのは、選択肢に目を通しながらメモすることです。ポイントになりそうな語に丸をつける、推測できたことのキーワードを記すなど、問題冊子に書き込むようにしましょう。リスニングの問題は立て続けに放送されるので、書き留めておかないと、せっかく推測したことも忘れたり、他の問題と混同したりしてしまう恐れがあります。

問題

Part 1では、「No. 1」「No. 2」などと問題番号がまず読まれます。それから会話、続いて Question が放送されます。

Part 2では、“(F) The Stress in Our Lives” などと、パッセージの順番を表すアルファベットと、パッセージのタイトルが読み上げられます。それからパッセージと、2問の Questions が放送されます。

Part 3では、“(I) You have 10 seconds to read the situation and Question No. 27.” などと、パッセージの順番を表すアルファベットと、「状況」「質問」を読むようにとの指示が流れます。それから Real-Life 形式の音声が流れ、最後に Now mark your answer on your answer sheet. と、解答用紙にマークするよう指示されます。

放送文の冒頭で内容を推測する

Part 1は会話の聞き取りです。ここでは話者である2人の関係や会話が行われている場面を、一刻も早く把握することが大事です。そのヒントは最初のせりふに含まれていることが多いので、注意して聞きましょう。ファーストネームで呼びかけていたり、How is it going? などの表現があったりしたら、友人など親しい者同士の会話だと推察できます。Ms. などの敬称が聞こえたら、親しくない人や上司・先生などが相手である可能性が高いでしょう。口調や雰囲気から、親しい間柄なのか礼儀正しく接するべき関係なのか感知することも大切です。

Part 2では、パッセージのタイトルと最初の1文を集中して聞きましょう。タイトルは文章の主題を短く表しています。また、最初の1文も文章の主題を語るトピックセンテンスである可能性が濃厚です。この2つを聞き取れれば、そのあとのリスニングはぐっと楽になります。

Part 3は「状況」と「質問」が問題冊子に書かれているので、Part 1、2ほど冒頭の聞き取りに注力する必要はありません。その先の展開を予想しながら、必要な情報を待ちましょう。

冒頭を聞き逃してもあきらめない

英検準1級のリスニングは、ナチュラルスピードに近い上、難度の高い語彙も出てきます。冒頭が聞き取れなかったり、未知の単語が聞こえて慌てたりするかもしれませんが、あきらめずに耳を傾けましょう。特に Part 1では、解答の鍵となる内容が最後の会話に含まれていることが多くあります。また Part 2も、パッセージの前半部分から1問、後半部分から1問が出題されることが多いので、冒頭を聞き落しても、そのあとをしっかり聞き取ることができれば、後半部分についての問いには答えられる可能性があります。集中力を保って聞くようにしましょう。

言い換え表現に注意する

英検準1級レベルになると、放送文中の語句・表現がそのまま選択肢でも使われるということはほとんどありません。耳にした英文の意味を考え、その言い換え表現を見つけることが大事です。

例えば、前述したリスニング Part 1の「問題例」では、男性が女性に借金を申し込んでいますが、放送文中に lend や borrow という単語は出てきません。男性は、I need to ask you a big favor. I’ve got a bit of a cash flow problem. という言い方をしています。ask a favor や cash flow problem という語句を「お願い」「お金の問題」と理解して、男性が何を言わんとしているかをとらえ、正答 Lend him some money. にたどり着く力が求められているのです。また、放送文中に the Student Union という単語が聞こえたというだけで、その語が含まれる選択肢に飛びつくことは危険です。引っかけである可能性を頭に入れておきましょう。

必要な情報を待ち構えて聞く

Part 3では、質問は問題冊子に書かれています。つまり、聞き取るべきことは放送前にわかっているのです。放送文中には、似て非なる内容や必要のない情報も含まれています。したがって必要な情報を待ち構え、ふるいわけるようにして聞く姿勢が求められます。

例えば、前述のリスニング Part 3の「問題例」では、「飛行機の予約を確認するために何をすべきか」がポイントです。したがって、「予約するため」や「今日の飛行状況を確認するため」などの関係のない情報へは注意を割かず、for reconfirmations of previously booked flights と聞こえたら、集中して聞く必要があります。

解答時間

1問ごとに10秒のポーズが置かれます。この10秒間が解答時間です。

次の問題の選択肢を先読みする

マークを終えて時間が余ったら、次の問題の選択肢を先に読んでおきましょう。例えば、lend、borrow、money という単語が見えたら、借金の話かと推測できます。booking、canceling、hotel とあれば、予約またはその解約の話かもしれません。状況を想定しながら聞くとポイントを把握しやすい上、心理的に余裕を持つこともできます。

次の問題に迷いを引きずらない

迷っても10秒の解答時間内に、答えをどれかに決めてマークしてしまいましょう。記憶をたどって「ああ言ったかも、いやこうだったかな」と迷っていても正解に近づく見込みは低いので、ある程度で見切りをつけて、次の選択肢を先読みする方が効率的です。そして、次の問題の放送が始まったら、過去の問題はすっぱり忘れて、今流れている放送に集中するようにしましょう。

学習方法

学習方法

英検準1級のリスニングは、出題形式がほぼ定まっています。ですから過去問や予想問題などで演習を数多くこなすことによって、スコアを上げることができます。放送回数や解答時間を守って緊張感ある演習を重ね、本番同様の状況に慣れておきましょう。

英検準1級のリスニングは、速度が速く内容も難解です。特に Part 3は、情報量に圧倒されてしまう人もいるでしょう。しかし求められているのは、一字一句をつぶさに聞き取る力ではなく、話の主旨や要点を理解する力です。そのような力を養うには、以下の方法が役立ちます。まず、まとまった分量の英文を一度だけ聞いて、その内容をメモしてみましょう。難しいと感じても繰り返し聞いたりせず、一度で聞き取れたことから大意を推測するのが大事です。コツは、強く発音されている語句が重要なので、それを素早く書き留めることです。最後にスクリプトや全訳を見て、聞き取りがどの程度合っていたか答え合わせをします。この訓練を、いろいろな英文でやるうちに、要旨をつかむ力が備わってきます。メモは必ず作成するようにしましょう。頭の中で内容をまとめるだけでは、弱点やミスを見逃しがちなので、紙に書き出して可視化することがポイントです。

上記の訓練には、『英検準1級 文で覚える単熟語 三訂版』がおすすめ! 英検準1級の過去問や、レベル・内容が近いオリジナル英文を多数、音声とともに収録しています。本来、語彙力強化を目的とした単語集ですが、音声を活用することでリスニング力も鍛えることができます。

つなぎ言葉に習熟することも大事です。特に Part 2は論説文なので、論理展開を把握しなければいけません。英検準1級のリスニングは語彙レベルが高く、内容も一般的にはあまり知られていない意外なものがかなり含まれます。惑わされずに展開を追うためには、つなぎ言葉をきちんと覚えるのが大事です。因果関係を示す so や therefore、他者の意見を引用するときの according to など、頭にしっかり入れておきましょう。特に逆接・対照を表すつなぎ言葉は、そのあとに主題や主張が続くことが多い重要なものです。however や on the contrary などは、聞いた瞬間に話の次の展開を予測できるくらい、聞き込みを重ね耳に馴染ませておきましょう。

リスニング練習には、アプリ「英語の友」がおすすめ! 旺文社の定評ある英検対策書から、多くの英文の音声を無料でダウンロードできます。リピートしたりシャッフルで聞いたり、お気に入りマークをつけて、マークのついた文だけ(または、ついていないものだけ)を再生したりと、いろいろな使い方が可能です。どうしても聞き取れない箇所があるときは、再生速度変更機能や、3秒戻し機能が役立ちます。

リスニング力を鍛えるには、音読・シャドーイング・ディクテーションが有効です。アプリを使えば、効率よくトレーニングできます。

音読:音声をお手本にして、スクリプトを読み上げます。ネイティブの発音・イントネーションによく耳を傾け、できる限り真似しましょう。自分で発声できるようになった音は、自然と聞き取れるようになります。

シャドーイング:音読のバリエーションのひとつです。お手本の音声を追いかけるように、聞こえた音に少し遅れて発声するトレーニングです。慣れてきたらスクリプトを見ずに練習しましょう。

ディクテーション:音声を聞き、その英文をスペルアウトするトレーニングです。どの部分が聞こえていないのかが明確になります。聞き取れない部分は、アプリの再生速度変更機能を使って速度を落としてみたり、3秒戻し機能を使って何度も聞いたりしてみましょう。

参考書

実際の英検準1級の問題を使って耳を慣らしたいという方には、『2018年度版 英検準1級 過去6回全問題集 CD』がおすすめです。過去問6回分のリスニングと面接の音声を、3枚のCDに収めたものです。付属のコンパクトな問題冊子には、問題・解答番号・スクリプトが掲載されています。問題の訳・解説が必要であれば、『2018年度版 英検準1級 過去6回全問題集』を併せて利用するとよいでしょう。

数をこなしたいという方には、『英検準1級 リスニング問題150』がおすすめです。過去問から精選した問題92問と、オリジナル問題58問(模試2回分)から構成され、2枚のCDが付属しています。また各Partの最初には、それぞれのPartの狙いと対策を記した「攻略法のページ」が設けられています。苦手なPartがある人は、その出題意図を理解して克服しましょう。

『2018年度版 英検準1級 過去6回全問題集 CD』
 英検準1級合格を目指すなら、まずは過去問から!  
 本CDのリスニング音声は、実際の試験と同じスピード・間合いで吹き込んであります。『2018年度版 英検準1級 過去6回全問題集』と併用し、本番同様の演習を重ねて、リスニング対策をしっかりとしておきましょう。
 また、二次試験・面接の音声と、モデルナレーション・質問・解答例も収録しています。Web 上で面接を体験できるシミュレーションも、特典としてつけています。ぜひ一度体験してみてください。リスニングの練習をスピーキング対策と併せて行うことで、確かな英語力が身につくことでしょう。

まとめ

英検準1級のリスニングについて把握できたでしょうか? 出題形式は決まっているので、問題演習によってスコアを上げることができます。「リスニング対策って、何をやればいいのかわからない」と、後回しにしてしまいがちですが、聴解力はリスニングテストだけでなく、面接にも必須の重要な能力です。日々の努力を重ねて、合格を勝ち取ってください!